楽天モバイルの衝撃的な新プランが発表されました。
2021年1月29日に発表された新プラン名は楽天アンリミット6(Rakuten UN-LIMIT Ⅵ)。
このプランがどんな特徴があって他社と比べてどうなのか?申し込みするべきなのか?
現在各社から発表されている情報をもとにまとめてみました。
結論
楽天回線エリアであれば2021年1月31日現在までに発表されているサービスで最強!
1年間無料キャンペーンが終了する前に申し込みしなければ損!
私はRakuten UN-LIMIT Ⅴを2020年7月から利用していますが、今回の新プランは大歓迎です。
今回は実際に利用してみてわかった評価や感想もあわせてコメントしていきますね。
この記事で分かること
・Rakuten UN-LIMIT Ⅵの特徴
・Rakuten UN-LIMIT Ⅵと競合他社との比較
・Rakuten UN-LIMIT Ⅵの注意点
・Rakuten UN-LIMIT Ⅵ 1年間無料の終了時期
・Rakuten UN-LIMIT Ⅵの疑問を解決
ご注意ください
記事内にあるプラン料金1年無料キャンペーンは2021年4月7日で終了しました。
2021年4月8日からはプラン料金1年無料キャンペーンを実施中!
しかも新料金プランでは使ったデータ量によって月額0円から最大で3,278円(税別2,980円)。
詳しくはこちらの記事で解説しています。
Rakuten UN-LIMIT Ⅵの特徴
楽天モバイルは現在提供しているRakuten UN-LIMIT Ⅴ(楽天アンリミットファイブ)を一新。
データ利用量が少ない人からデータ量を気にせず使いたいヘビーユーザーまで、様々なニーズを1つのプランで対応できる柔軟でシンプルなサービスを発表しました。
Rakuten UN-LIMIT Ⅵプラン内容
・プラン提供開始日:2021年4月1日
・プラン料金:使用したデータ量に応じて料金が決まる4段階制
・現在Rakuten UN-LIMIT Ⅴを契約中なら自動で新プランにアップグレードされる
毎月の料金はデータの使用量によって4段階
・1GBまでなら0円(無料!)
・3GBまでは1,078円(税別980円)
・20GBまでは2,178円(税別1,980円)
・20GBを超えると3,278円(税別2,980円)で無制限
Rakuten UN-LIMIT Ⅵのデメリット
5つのデメリット
・楽天回線エリアが他キャリアと比べてせまい
・通話品質が悪いときがある
・キャリアメールが使えない
・古いiPhoneでは利用できない
・キャンペーンのポイントが本当にもらえるか心配
2020年にサービスを開始した新しいキャリアということもあり、大容量データ使い放題になる楽天回線エリアの人口カバー率は他のキャリアと比べるとまだせまい状態です。
下記が2021年1月7日時点のエリアマップです。
濃いピンクが楽天回線エリア。薄いピンクがパートナー回線(au回線)エリア。
2021年夏以降の計画では下記のようになる予定です。
紫色のところが楽天回線拡大予定エリア。
楽天回線エリアであっても地下鉄やビルの中などは圏外になるのでパートナー回線を使うことになりますが、この課題は早く解消してほしいところです。
むしろLINE電話よりも通話品質はよく、データも使用しないので満足しています。
現在はキャリアメールが使えませんが、今回の発表では2021年夏ころに利用可能になる予定です。
楽天モバイルでする端末は注意ポイントで、使えない端末や機能が一部しか使えない端末があるので事前に確認が必要です。
古いiPhone(iPhoneX以前)では利用できず、また、iPhoneXR以降でも楽天回線とパートナー回線の自動切り替えや、パートナー回線でのSMSができない(楽天リンクアプリを使えばSMSは可能)など、一部機能に制限があるので、契約前にかならず公式サイトで対応機種を確認しましょう。
楽天モバイルでは新規申し込みの場合、対応機種がお得に買えるキャンペーンも実施しているので、このキャンペーンを利用して新しい端末を手に入れるのもありです。
キャンペーンのポイントが本当にもらえるか心配という声や、ポイントがもらえなかったという口コミも見受けられますが、キチンと手続きしていれば必ずもらえます。
これまで家族、知人など20名以上の話を聞きましたがポイントがもらえなかった人は一人もいませんでした。
ただ、ポイント獲得の条件を達成した月の翌々月末までの付与と期間が長く、権利を獲得しても楽天側からはとくにお知らせも無いのでもらえるまでは不安です。
キャンペーンポイントを確実にもらうための注意点は別の記事にまとめています。
楽天アンリミットのキャンペーン特典を確実にもらうためのポイント
Rakuten UN-LIMIT Ⅵ 10のメリット
10のメリット
・先着300万人までプラン料金1年無料
・プラン料金がダントツで安い
・月1GB以下ならプラン料金0円(無料)
・楽天リンクで通話・SMSは使い放題
・端末が実質無料で手に入る(キャンペーン利用)
・店舗でも契約できる
・楽天市場のポイント(SPU)が+1倍
・事務手数料・違約金・MNP転出手数料無料(ノーリスク)
・メールアドレスが提供される(夏予定)
・Rakuten UN-LIMIT Ⅴから自動切り替え
先着300万人までプラン料金1年無料
期間 | 現在実施中〜先着300万名達成まで |
特典内容 | プラン料金3,278円(税別2,980円)1年間無料 |
条件 | 以下条件のいずれかを満たした楽天会員が対象
・Rakuten UN-LIMIT Vを新規で申し込み ※申し込みの状況により、人数が増加・減少する可能性があり。 |
適用期間 | 開通日を起点に12カ月後マイナス1日まで無料。
例:2020年4月8日に開通した場合、2021年4月7日まで無料。2021年4月8日以降は日割り請求 |
プラン料金がダントツで安い
とても複雑な図ですが、この後の解説で競合他社とのプラン比較をわかりやすく行ないます。
簡単に言うと
docomoなど大手キャリアだけでなくMVNOの格安SIM(日本通信SIMやmineoなど)と比べてもお得なプラン料金になります。
月1GB以下ならプラン料金0円(無料)
▼Rakuten UN-LIMIT Ⅵの料金体系
データ使用料/月 | 月額料金(税別) |
無制限 | 3,278円(税別2,980円) |
3〜20GB | 2,178円(税別1,980円) |
1〜3GB | 1,078円(税別980円) |
1GBまで | 無料 |
Rakuten UN-LIMIT Ⅵではデータの使用量によって料金は4段階に変動します。
料金の上限は3,278円と決まっていますが、ひと月のデータ使用量が1GB以下の場合、プラン料金は0円(無料)。
つまり1GBまでならタダでスマホが利用できると言うことになります。
楽天リンクで通話・SMSは使い放題
楽天リンクアプリの使用が絶対条件になりますが、通話・SMSが使い放題です。
LINE電話などアプリ通話の場合データ通信が発生するので、通話は無料でも気づけばギガを使いすぎた!という方も多いはず。
楽天リンクアプリでの通話はデータを消費しないので、上手に使って月1GB以下であればタダで無料通話・SMSが使い放題となります。
端末が実質無料で手に入る(キャンペーン利用)
楽天モバイルで2021年1月30日時点に行われているキャンペーンは上記のものです。
期間限定ではありますがキャンペーン期間終了後も新たなキャンペーンを始めることが多く(これまでこの手のキャンペーンが途切れたことは無い)、キャンペーンによって対象機種やポイント還元額が変わるくらいです。
店舗でも契約できる
2021年春にスタートするahamo、povoなど格安サービスの場合、ユーザー対応はインターネットのみで店頭では対応してくれません。
この場合ネットでの手続きが不安、対面で話を聞きながら手続きしたいという方には不便な環境ですが、楽天モバイルでは店頭でも申し込み可能です。
楽天市場のポイント(SPU)が+1倍
楽天市場で買い物をする場合のポイント還元率がいつでも+1倍に。
事務手数料・違約金・MNP転出手数料無料(ノーリスク)
出典:楽天モバイル公式サイト(2021年1月31日時点)
申し込みの際にかかる契約事務手数料はもちろん、
SIM交換手数料、SIM再発行手数料も0円。
解約の際の契約解除料やMNP転出手数料も0円なので経済的なリスクがありません。
メールアドレスが提供される(夏予定)
現在発表されている情報ではahamoはキャリアメールの利用ができません(@docomo.ne.jpなどのメールアドレスが付与されない)。
楽天モバイルの場合、2021年夏予定ではありますがメールアドレスが付与されるようです。
Rakuten UN-LIMIT Ⅴから自動切り替え
すでにRakuten UN-LIMIT Ⅴを利用している人(私もそうです)や、今からRakuten UN-LIMIT Ⅴを申し込んでも、2021年4月1日にRakuten UN-LIMIT Ⅵへ自動的にアップグレードとなります。
Rakuten UN-LIMIT Ⅵと競合他社との比較
本当にRakuten UN-LIMIT Ⅵはお得なのか?
代表的なサービスと比較してみました。
今回比較したサービス
・ahamo(docomo)
・povo(au)
・Softbank on LINE(Softbank)
・日本通信SIM
・マイピタ(mineo)
ahamo(docomo)とRakuten UN-LIMIT Ⅵ比較
▼ahamo(docomo)とRakuten UN-LIMIT Ⅵ比較
データ使用料/月 | 楽天モバイル | docomo |
無制限 | 3,278円 | 7,205円 |
3〜20GB | 2,178円 | 3,278円 |
1〜3GB | 1,078円 | エコノミー |
1GBまで | 無料 | エコノミー |
ahamoのサービス開始は2021年3月予定。
2021年1月31日時点の情報です。最新の情報は公式サイトでご確認ください。
あまりデータ通信を使わないライトユーザー向けにエコノミーが用意されるようですが今のところ詳細は発表されていません。
povo(au)とRakuten UN-LIMIT Ⅵ比較
▼povo(au)とRakuten UN-LIMIT Ⅵ比較
データ使用料/月 | 楽天モバイル | au |
無制限 | 3,278円 | 9,328円 |
3〜20GB | 2,178円 | 2,728円 |
1〜3GB | 1,078円 | |
1GBまで | 無料 |
povoのサービス開始は2021年3月予定。
2021年1月31日時点の情報です。最新の情報は公式サイトでご確認ください。
※auの無制限プランは家族プラス(4人加入で2,020円割引)、スマートバリュー(1,000円割引)が適用されます。
Softbank on LINE(Softbank)とRakuten UN-LIMIT Ⅵ比較
▼Softbank on LINE(Softbank)とRakuten UN-LIMIT Ⅵ比較
データ使用料/月 | 楽天モバイル | SoftBank |
無制限 | 3,278円 | 9,328円 |
3〜20GB | 2,178円 | 3,278円 |
1〜3GB | 1,078円 | |
1GBまで | 無料 |
Softbank on LINEのサービス開始は2021年3月予定。
2021年1月31日時点の情報です。最新の情報は公式サイトでご確認ください。
※Softbankの無制限プランはみんな家族割(4人加入で2,000円割引)、おうち割 光セット(1,000円割引)が適用になります。
日本通信SIMとRakuten UN-LIMIT Ⅵ比較
▼日本通信SIMとRakuten UN-LIMIT Ⅵ比較
データ使用料/月 | 楽天モバイル | 日本通信SIM |
無制限 | 3,278円 | |
3〜20GB | 2,178円 | 2,178円 |
1〜3GB | 1,078円 | |
1GBまで | 無料 |
2021年1月31日時点の情報です。最新の情報は公式サイトでご確認ください。
2021年1月31日現在のひと月のデータ上限は16GBですが、2021年4月からは自動的に20GBに増量されるようです。
70分の通話無料がついて2,178円は魅力ですが、ヘビーユーザーやライトユーザーへの柔軟な対応はなく、ワンプライスのサービスです。
マイピタ(mineo)とRakuten UN-LIMIT Ⅵ比較
▼マイピタ(mineo)とRakuten UN-LIMIT Ⅵ比較
データ使用料/月 | 楽天モバイル | マイピタ |
無制限 | 3,278円 | なし |
20GB | 2,178円 | 2,178円 |
10GB | 2,178円 | 1,958円 |
5GB | 1,078円 | 1,518円 |
1GB | 無料 | 1,298円 |
2021年1月31日時点の情報です。最新の情報は公式サイトでご確認ください。
ひと月5GBより多く、10GBまで利用する人限定では220円/月ほどマイピタが安いです。
Rakuten UN-LIMIT Ⅵと競合他社比較のまとめ
現在発表されている情報を見る限り、
いますぐに使えて総合的に安く利用できるサービスはRakuten UN-LIMIT Ⅴが圧勝。
しかも1年間無料で1年後も安い。
今後他社からも追加のサービスが発表される可能性がありますが、今すぐ格安でスマホを持ちたいという方や2台目を持ちたいという方へ間違いなくおすすめできるのはRakuten UN-LIMIT Ⅴです。
Rakuten UN-LIMIT Ⅵの注意点
Rakuten UN-LIMIT Ⅴ、Rakuten UN-LIMIT Ⅵを申し込むにあたっては以下の注意点もよく確認しておきましょう。
特に楽天回線エリア以外の方は要注意です。
Rakuten UN-LIMIT Ⅴの注意点は別の記事でまとめていますのでご覧ください。
楽天モバイル申し込み前に知りたい評判・料金・契約・解約のまとめ
1GBまで0円の注意点 Rakuten UN-LIMIT Ⅵ
Rakuten UN-LIMIT Ⅵの場合、ひと月1GBまでの利用であればプラン料金が0円になるのは1回線目まで。
2回線目からは1,078円になります。
データ無制限は楽天エリア内で楽天回線接続時
Rakuten UN-LIMIT ⅥとⅤに共通したことになりますが、データ無制限はあくまでも楽天回線エリア内で楽天回線接続時です。
楽天回線エリア以外の場合はパートナー回線(au)を使用することになります。
パートナー回線のデータ容量は無制限ではない
パートナー回線(au回線)でひと月に使えるデータ通信量は5GBまで。
ですが、これを超えても最大1mbpsの通信は可能です。
ひと月3GB〜20GBまで2,178円ではありますが、パートナー回線での使用量はあくまで5GBまでで、20GBまで使えるわけではありません。
地下鉄や大きな建物の中(百貨店やイオンなど)なども地上や入り口から離れるほど圏外になってしまいます。
パートナー回線エリアから楽天回線エリアへ移動した場合、特に動画など大容量通信を行う場合は楽天モバイルアプリで現在の使用回線を確認した方が安全です
楽天回線エリアだと思って使っていたら実は切り替わっていなかったと言う例が口コミでも見受けられます。
機種によっては接続回線の自動切り替えに対応しているものもあるようです。
これから機種も申し込む場合はこの点もチェックしておくことをおすすめします。
高速通信が使えないことがある
楽天モバイルでは1日のデータ使用量が10GBを超えると3Mbpsに通信速度が制御される場合あります。
高速モードOFFでもデータ利用量はカウントされる
データ高速モードOFFとは、パートナー回線エリアでの最大通信速度が1Mbpsに制限される代わりに、データ利用量を消費しなくするモードです。
ポイントは、最大1Mbpsに制限されるのはパートナー回線エリアのみという点。
高速モードのOFFはただ単に通信速度が遅くなるだけで、データは使用していることになるので0円を狙っている方は注意が必要です。
Rakuten UN-LIMIT Ⅵ 1年間無料の終了時期
2020年3月からスタートしたプラン料金1年間無料にも先着300万名までと言う上限が設定されています。
2021年1月29日の発表では220万回線以上が申し込まれているとの事でした。
Rakuten UN-LIMIT Ⅵの衝撃的なプランが発表され、Rakuten UN-LIMIT Ⅴへの申し込みはより加速すると考えられます。
その他Rakuten UN-LIMIT Ⅵの疑問
その他よく見受けられるRakuten UN-LIMIT Ⅵについての疑問と回答を紹介します。
楽天エリア圏外でも申し込むメリットはあるか?
楽天エリア圏外で利用する機会が多い人が申し込むメリットは、
・1年間はひと月5GBの大容量通信が無料
・5GB超過しても1Mbpsで通信は可能
・楽天リンクアプリで通話・SMSが使い放題
・端末も実質無料で手に入る(キャンペーン次第)
・楽天市場の買い物ポイント(SPU)が+1倍
メインで使うにはちょっと不安という方もサブ機として1年間無料で試せるのでメリットの方が大きいです。
楽天モバイルの人工カバー率は?
2021年1月時点で公表されている人口カバー率は73.5%。
これを2021年3月末には80%に、さらに2021年夏頃には96%まで引き上げるということが公式に発表されています。
このスピードアップが可能になった理由を、楽天モバイル会長兼CEO三木谷氏は4つのポイントであげています。
・他社が基地局拡大をしていた時代は目視でアンテナ用地を開拓していたが、楽天はデータをみながら展開している
・ソフトウェアでネットワークを構築するため、設定・設置する機械の数が圧倒的に少ない
・設置時の設定について、オートメーション化を進めている
・楽天の営業力を使い、社員を動員してビルオーナーの地主開拓などをしている
Rakuten UN-LIMIT Ⅵ まとめ
冒頭にも書きましたが結論としては、
楽天回線エリアであれば2021年1月31日現在までに発表されているサービスで最強!
1年間無料キャンペーンが終了する前に申し込みしなければ損!
楽天回線エリアはまだ不満も残りますが、1年間無料で使えることでこの不満もやわらぎます。
しかも現在のRakuten UN-LIMIT Ⅴを利用していても4月1日のRakuten UN-LIMIT Ⅵスタート時には自動的にアップグレードされるので手間もかかりません。