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e-3X(イースリーエックス)除菌効果はある?ない?を実験・検証

2021年3月28日

 

除菌効果って見た目でわからないからちょっと不安
日々ドラッグストアで買っている除菌液は価格も安いから簡単に買っちゃうけど、e-3Xは18,000円くらいするから除菌効果がどれほどなのか気になる

 

という事で今回はe-3Xを使って実際に実験してみました!
ただ、素人の実験なので専門家のエビデンスもまとめて紹介しますね

 

 

e-3Xの効果に関する疑問の声

ツイッターを見てみるとe-3Xの効果に疑問をもった声を見かけます。

 

 

買わずに効果を疑っている人や、実際に買って使っているけど除菌効果はわからないという人まで、いろいろと疑問の声があるようです。

私も購入者のひとりですが、除菌されているか見た目にはわかりませんし、検査機材は高額なので気軽に検証できるものではありません

ただ、調べてみると専門家や医科大学などのエビデンス(効果の根拠)が見つかりました

つぎに専門家によるエビデンスを紹介していきます

 

e-3Xの効果|専門家のエビデンスを調査

e-3Xの効果について、専門家のエビデンスを調べてみると、

・MTG @LIFE公式サイトでの調査結果
・奈良県立医科大学での調査結果
・GENKI LABOでの調査結果

といった調査結果が確認できました。

どんな調査内容でどんな結果だったのか順番に見ていきましょう

 

MTG @LIFE公式サイトでの調査結果

@LIFE公式サイトでは
・大和サービス株式会社による細菌除去実験
・北里環境科学センターによるウイルス除去実験

以上2つ専門機関による除菌効果(ウイルス除去)実験の結果が公表されています。

 

出典:https://www.mtg.gr.jp/

 

出典:https://www.mtg.gr.jp/

 

この実験結果では細菌・ウイルスに対して99%以上の除菌効果が確認されていますが、99%以上という点には注釈があって、

・実使用空間での効果ではないので使用環境・部屋の条件により効果は異なる
・すべての細菌やウィルスに同様の効果がえられるものではない

という記載がありました。

 

検査機関の場合はこの表現はよく使われているようで、他に市販されている除菌スプレーでも同様のことが記載されていますが、中には記載のない商品もあるようです。

除菌スプレーを買うときは成分表示は注意するけどエビデンスまでは意識していなかったわ
でも、この調査機関って信頼できるの?
それではつぎに@LIFE公式サイトにある2つの検査機関がどんな機関なのか紹介していきます

 

興味が無い方はスキップして次の奈良県立医科大学での調査結果、GENKI LABO(ゲンキラボ)での調査結果に進んでください。

 

検査機関の大和サービス株式会社とは大和製罐株式会社(缶など容器をつくる会社)のグループ会社になります。

 

 

大和製罐株式会社とは、

・創立1939年(2021年に創立82年になる)歴史のある会社
・資本金24億円、売上1,370億円、従業員1,391名(2020年3月時点)

という歴史のある大会社で、大和サービス株式会社は微生物検査などの測定の他、パッケージ関連におけるお困りごと解決企業のようです。

 

大和サービス株式会社の企業情報を詳しく知りたいかたはホームページのリンクからご覧ください。
https://www.d-sv.co.jp/measurement.html

 

もう一つの調査機関である北里環境科学センターは北里大学衛生学部環境衛生研究センターを母体に1977年に発足し、おもな事業としては「学術関連事業」、「検査・試験事業」の2つの分野があるようです。

北里環境科学センターのことを詳しく知りたいかたはホームページのリンクからご覧ください。
http://www.kitasato-e.or.jp/

 

以上2つの検査機関での検査結果のほかにもうひとつ、医師の93名が推奨している高性能除菌スプレーという表現も気になります

出典:https://www.mtg.gr.jp/

 

これは公式サイトに掲載されている内容ですが除菌の効果ではなく、100名の医師個人の感想なので除菌効果を検証したものではありません

 

出典:https://www.m3.com/

 

ここで掲示されている「AskDoctors 医師の確認済み商品」マークとは、29万人以上の医師が登録している日本最大級の医療従事者向け専門サイト「m3.com」の会員医師が商品やサービスの評価を行い、一定の基準を満たした場合にのみ付与されるものです。

出典:https://www.m3.com/

 

「m3.com」認定商品を見てみると大企業の有名商品もかなり認定を受けているようです。

・ポカリスエット:98%
・アース製薬らくハピアルコール除菌EX:96%
・MTG@LIFE 高機能除菌スプレー e-3X:93%
・サントリー胡麻麦茶:89%
・花王リセッシュ除菌EX:88%

興味があるかたは下記のリンクから「AskDoctors 医師の確認済み商品」をご覧ください。
https://askdoctorslab.jp/product

 

「m3.com」に依頼したすべての商品がこのマークをもらえるのかはわかりませんが、「お医者さんが93%もおすすめしているから効果もあるのでは?」と思ってしまいますね

つぎに医科大学で行った調査結果を見ていきましょう。

<h3">奈良県立医科大学での調査結果

 

奈良県立医科大学では企業からの依頼を受け共同研究や効果検証などもおこなっていています。

その中でe-3Xで採用されたEOCIS技術の検証結果を公表しています。

出典:https://www.mtg.gr.jp/

 

下記は公表された内容からの引用です。

 

引用元:奈良県立医科大学HP

微生物感染症学講座・矢野寿一教授、中野竜一准教授の研究グループは、株式会社MTG及び株式会社Kilaraからの受託研究により、「放電式オゾン発生システム」で生成されたオゾンガスが新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)を不活化することを確認しました。

本試験器で生成したオゾンガスは、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)を不活化することが判明しました。本試験器を無人空間で使用し、オゾンガスの空間噴霧行うことにより、物質の表面についた新型コロナウイルスによる接触感染防止に有効である可能性が考えられました。なお、空間に浮遊するウイルスへの効果、人体への影響については検証を行っていません。

詳しい検査内容は奈良県立医科大学の下記リンクからご覧ください。

https://www.naramed-u.ac.jp/university/kenkyu-sangakukan/oshirase/mbtsars-cov-2.html

 

GENKI LABO(ゲンキラボ)での調査結果

GENKI LABO:水道水から除菌液を作れる装置って本当なの?菌を目で見て徹底検証!

 

GENKIこと市岡元気さんはでんじろう先生のお弟子さんとして約13年活動したのち、2019年に独立した人で、YouTuberやタレントとしても有名な科学者のようです。

机やドアノブ、スマホなどを実際にe-3Xと高価な機材を使って検証している動画で、個人的にはこれが一番わかりやすかったです

 

今回いろいろ調べてe-3Xの効果を証明する情報がわかりました。

ただ、自分でも効果を検証してみたい!と思い、何かできるものが無いか調べてみると、手ごろな価格でちょっとした検証ができるツールがありました。

このツールを使い実際にe-3Xの効果を検証してみたのでつぎに紹介します。

 

実際にe-3Xの効果を検証してみた

ネットで調べるといろいろな検査機材や検査キットがありましたが、日常で使うものでないので数万円から十数万円するものは買えません。

GENKI LABOでも使っていたようなキッコーマンのルミテスターは約10万円くらいするんですね。。。


 

そして見つけたのがこちらのアンシンチェック。

 

1,000円程度でしかも食品検査のプロが使用する汚れチェッカーがあったので、こちらを使って実験してみました。

京都女子大学と日本細菌検査株式会社の共同開発商品ということなので信頼できそうね

 

アンシンチェックで実験

用意したものはアンシンチェックと毎日使っているマウス。

 

このマウスを使って、

チェック項目

  • ①そのままの状態
  • ②水拭きした状態
  • ③e-3Xで拭いた状態

 

以上3つの状態でチェックしてみました。

 

①そのままの状態でアンシンチェック

まずはそのままの状態で付属の綿棒でマウスを全体的に拭きとります。

 

拭きとった綿棒を検査薬の入った袋に差し込みます。
検査薬は黄色い液体ですが、綿棒を入れるとすぐに反応がありました。

けっこう汚れていたようね

 

綿棒を入れたあとの色によって、

黄色=汚れなし
黄緑=少し汚れあり
緑~青=多くの汚れあり

とざっくりですが見た目の色で判断できます。

 

②水拭きした状態でアンシンチェック

つぎに水道水をティッシュペーパーに含ませて水拭きした状態をチェックします(マウスの右半分を使用)。

 

③e-3Xで拭いた状態でアンシンチェック

最後にe-3Xの除菌水をティッシュペーパーに含ませて拭いた状態をチェックします(マウスの左半分を使用)。

 

3つの状態を比べてみるとこんな感じになりました。

 

 

拡大するとこんな感じです。

 

水拭きとe-3Xの差は画像ではわかりにくいかも知れませんが、e-3Xの方が薄い黄緑で色がついた範囲も狭く、水拭きの方はもっと緑色で範囲が広かったです。

e-3Xの方がタンパク質が落ちているということは雑菌が増えにくいということね


 

e-3X除菌水のPH(ペーハー)検査

おまけでGENKI LABOでやっていたpH(ペーハー)を測定してみました。

pHはその液体が酸性なのか、アルカリ性なのかを表す尺度で、 数値は普通1から14までの値となり、

・7が真ん中で「中性」
・7より小さいと「酸性」
・7より大きいと「アルカリ性」

となります。

 

今回使用したのはAmazonや楽天市場で売っているPH1-14試紙で、PH試験紙が160枚入って約600円前後のものです。

 

まずは水道水をPH試験紙につけた画像がこちら。
ほぼ黄色で、5~6の間くらいのやや酸性でしょうか。

 

つぎにe-3Xの除菌水をPH試験紙に噴射。
こちらは7に近い6ってところなのでほぼ中性。

 

自宅にあったミツカン酢をつけてみると3と4の間くらいなのでアルカリ性。

 

3つを並べてみると色の違いがよくわかります。

e-3Xは中性なので肌についても安心ね


 

タオルで消臭効果の体感調査

e-3Xには消臭効果があるというツイートやレビューも見かけます。

 

Amazonのレビューでも消臭について投稿している方がいました。

Amazon女性★★★★

2020年10月19日に日本でレビュー済み

犬のトイレ周りの消臭に、結構お高い次亜塩素酸水を購入していたので、半信半疑な気持ちで購入してみました。
消臭効果は、バッチリ!衣服に付いた臭いも取れちゃいます。
水道水で、あっという間に出来上がり、ケチる事なく使用出来るので、あちらこちらに使用出来て大助かりです。
除菌効果は如何程か?濃度など記載されていないので分かりませんが、家中の獣臭がしなくなるので効果ありだと思います。

 

ということでタオルを使った調査は機材が無いので下記2通りのタオルで体感調査をしてみました。

・風呂上りに身体を拭いてそのまま干したタオル
・風呂上りに身体を拭いたあと、e-3Xをスプレーしてから干したタオル

 

ただ、ニオイなので見た目にはなにも変わらず画像比較もできないため、干した翌日の反応をイラストで表現するとこんな感じに。

 

2日間おなじように使い続けると3日目の段階でそのまま放置したものはかなりのニオイになりました。

e-3Xでは完全に臭いがなくなる訳ではありませんが、ニオイがほとんど気にならないレベルだと感じています。

 

結論|e-3Xの除菌効果はある~但し素人検証では微妙

今回おこなった素人の実験では数値根拠が出せないので効果があるというよりは効果を感じていると言ったほうが良さそうです。

ただし専門家によるエビデンスは今回取りあげた通りいろいろと公表されているので安心感はあります。

 

e-3Xははじめこそ18,000円ほどの出費になりますが、

・水道水だけで除菌液が簡単につくれる
・電気代は年間10円程度
・カートリッジ交換なしで約7,000回除菌液が生成できる
・スマホなど電化製品やベビー用品にも使用できる
・除菌液詰め替えなどのゴミが出ない

というメリットの方が多いので大満足して毎日シューシューしています!

 

商品のレビューと世間の評判や口コミは別の記事の中で紹介しているので興味のある方はご覧ください。

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