この記事ではネスプレッソのコーヒーメーカー「ヴァーチュオ ネクスト」を使ったレビューを紹介していきます。
朝はコーヒーの香りでスタートしたい!とはいえ忙しいから本格的なコーヒーを入れる時間がないわ~
そんな悩みに100%応えてくれるのがネスプレッソ ヴァーチュオ。
ボタンを押すだけで香り豊かな入れたてコーヒーが楽しめますよ
それではヴァーチュオを詳しくレビューしていきます。
もくじ
1|ヴァーチュオ ネクストの特徴
1-1|ネスプレッソ オリジナルとヴァーチュオの違い
1-2|ヴァーチュオ プレミアムとデラックスの違い
1-3|コスパは良い?悪い?
2|ヴァーチュオの設置場所の注意点
3|ヴァーチュオ ネクストの使い方
4|ヴァーチュオの良くない点
4-1|サイズが大きく重たい
4-2|置き場所を選ぶ
4-3|ちょっと力が必要
4-4|機械が賢すぎる
5|ヴァーチュオのメリット
5-1|ガブ飲みからエスプレッソまで1台でOK
5-1|操作が簡単な時短家電
5-1|豊かなクレマと美味しいコーヒー
5-1|見た目がオシャレ
5-1|ヴァーチュオ|レビューのまとめ
ヴァーチュオ ネクストの特徴
ヴァーチュオ ネクスト(以下ヴァーチュオ)は世界的なコーヒーメーカー「ネスレ」がエスプレッソを手軽に楽しむために作ったコーヒーマシンです。
ネスレが作っているコーヒーマシン一覧▼
会社名 | ネスプレッソ | ネスカフェ | ||
ブランド | オリジナル | ヴァーチュオ | ドルチェグスト | バリスタ |
商品例 | ||||
1杯の値段 | 約90円〜 | 約90円〜 | 約60円〜 | 約20円〜 |
ネスプレッソはネスカフェと比べ「より本格的なコーヒー」が手軽に楽しめるのが特徴です。
ネスプレッソ オリジナルとヴァーチュオの違い
ネスプレッソにはオリジナルとヴァーチュオという2種類の機種があります。
オリジナル | ヴァーチュオ | |
商品例 | ||
本体価格 | 13,200円〜 | 20,900円〜 |
特徴 | 1986年の発売からリニューアルを繰り返し、今でも家庭や飲食店でも使われている自動エスプレッソマシン | 最新技術でコーヒー豆ごとに最適な抽出方法を自動で選んでくれる。オリジナルより豊富なクレマが楽しめる。 |
ヴァーチュオは厚みのある豊かなクレマとコーヒーを一緒に楽しむことができるコーヒーマシンです。
クレマとはコーヒーを入れたときにできるヘーゼルナッツ色の泡
ヴァーチュオ プレミアムとデラックスの違い
ヴァーチュオは色と素材によって6つの種類があります。
商品名 | ヴァーチュオ ネクスト | ||
価格 | 20,900円 | ||
カラー | ホワイト GDV1-WH-W |
マットブラック GDV1-MB-W |
チェリーレッド GCV1-RE-W |
商品名 | ヴァーチュオ ネクスト プレミアム | |
価格 | 25,300円 | |
カラー | リッチブラウンGCV1-ME-W | クラシックブラックGCV1-BK-W |
商品名 | ヴァーチュオ ネクスト デラックス |
価格 | 27,500円 |
カラー | ダーククロームGCV1-ME-W |
どのタイプも本体はマットブラックの落ち着いた色合いで、プレミアムとデラックスではロックレバー、カップサポートの2つの部位がメタリックカラーになります。
デラックスは今のところ楽天やアマゾンなどでは買えず、ネスプレッソの公式サイトや店舗のみで取り扱っているようです。
ヴァーチュオのコスパは悪い?良い?
ヴァーチュオのコスパ=コーヒーカプセルの価格はやや高価です。
ネスレの一杯価格比較表▼
ブランド名 | 1杯あたり | |
ネスプレッソ | オリジナル | 約90円〜 |
ヴァーチュオ | ||
ネスカフェ | バリスタ | 約20円〜 |
ドルチェグスト | 約60円〜 |
自宅で本格的なコーヒーが失敗なく楽しめると思えばそれほど高くはありませんが、コーヒーをお得にガブガブ飲みたいという方には高く感じる価格です。
ヴァーチュオの設置場所の注意点
ヴァーチュオは奥行きが約43cmあり、本体の後ろに水タンクがあるので置き場所はよく考えなければなりません。
給水するにはフタをあけて直接水を入れる方法とタンクを本体から外して入れる方法の2通りあるので、本体を仮設置して給水しにくくないかを確認することをおすすめします。
我が家のキッチンカウンターにはネスプレッソのオリジナルやソーダストリームを置いているのでヴァーチュオも並べたかったのですが、カウンターからはみ出してしまうため別な場所にポツンと置かれています。
ヴァーチュオ ネクストの使い方
ヴァーチュオはひと通りの準備をすれば後はいつでも簡単に美味しいコーヒーが楽しめます。
ここからは、
について紹介していきます。
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説明の中でヴァーチュオ各部の名称が出てくるので下図をご参考ください。
コーヒーを入れる前の準備
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1箱から出す
ヴァーチュオは高さ約37cm、横幅44cm、奥行き28cmの化粧箱に入っています。
空き箱は大きいので保管場所を取りますが後々のことを考えて何とかクローゼットに収納しました
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2本体に水タンクをセット
カップサポートにはシリアルナンバーが印字されたシールが貼ってあるので、剥がして大切に保管しておきます。
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3湯通しする
ネスプレッソをはじめて使う前や長期間使わなかったときには湯通しを行います。
ポイント
- 水タンクに水を入れる(3分の2くらいまで入れました)
- 1リットル程度入る容器を抽出口の下に置く
- 電源スイッチを1回押す(電源ランプがつく)
- 電源ボタンを2秒以内に3回押す(湯通しが始まる)
- お湯が数回に分けて出る
- 湯通し完了
私の口コミ
カップホルダーをつけたまま置ける容器が無かったのでカップホルダーを外してからガラスのボウルを置きました。
湯通しが始まるとブオーンという回転音とともにチョロチョロとお湯が出てきます。(500mlほどのお湯がたまりました)
マニュアルには約7分と書いてありましたが5分程度で終了。
気になるニオイはありませんでしたが念のため2回湯通ししました。
コーヒーの入れ方
コーヒーを入れるのはとっても簡単で時間も抽出が終わるまで2分もかかりません。(抽出量による)
簡単な流れ
- ロックレバーを右に回すとヘッドが開く
- コーヒーカプセルを置く
- ロックレバーを左に回しヘッドを閉める
- カップサポートにカップを置く
- 抽出ボタンを押す
コーヒーカプセルの種類によってコーヒーの量が違うので、カプセルにあったカップを選び、カップの高さに合わせてカップサポートの位置も調節します(3段階)。
コーヒーを入れた後の手入れ
ヴァーチュオの手入れはおもに下記の5つになります。
使ったあとの手入れ
- 水タンクを洗う
- コーヒー抽出口を拭く
- カップサポートを洗う
- 使用済みカプセルを捨てる
- カプセルコンテナ(容器)を洗う
私の口コミ
毎日1〜2杯飲むので4〜5日に1回、使用済みカップが一杯になった時に手入れをしています。
毎日手入れしなくても美味しいコーヒーが入り、特に不具合もありません。
湯通しは月に2回ほどやっています。(マニュアルでは週1回を推奨)
ヴァーチュオの良くない点
私が使う中で感じた良くない点は3つありました。
これからヴァーチュオを買おうと思っている方にはこの点を知った上で検討してみてください。
良くない点
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本体サイズが大きく重たい
ヴァーチュオは正面から見るとそうでもありませんが奥行きが約43cmあり、重さは4kgあります。
私はネスプレッソのピクシーも使っているので、比べてみるととても大きく感じました。
置き場所を選ぶ
約43cmの奥行きで本体の後ろに水タンクがあり、しかも4kgという重さなので気軽に何度も置き場所を変えるのは大変です。
置き場所はよく考えなければなりません。
ちょっと力が必要
コーヒーカプセルをセットするにはロックレバーを回してヘッドを開閉しますが、この作業だけちょっと力が必要です。
男性は片手で出来そうですが、私は力が足りないので両手を使ってロックレバーを回しています。
機械がかしこすぎる
ヴァーチュオはいい意味で賢い自動コーヒーマシンです。
抽出するコーヒーの量は設定により変更できますが、抽出された量や味を見て「もう少し足したい」時の融通が効きません。
ヴァーチュオでコーヒーを注ぎ足すには抽出後45秒以内にもう一度抽出ボタンを押し、好みの量になったら再度ボタンを押して抽出を止めます。
ヴァーチュオのメリット
先に良くない点を紹介しましたが、それが気にならないくらいのメリットがヴァーチュオにはあります。
メリット
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ガブ飲みからエスプレッソまで1台でOK
ヴァーチュオで一番気に入っている点は多彩な飲み方が楽しめること。
ヴァーチュオでは上図のように5通りの飲み方が楽しめます。
基本的に1杯用ですが、一人でガブ飲みしたい方や家族やお友達と一緒に飲みたい時に一度で535ml作れるカラフェが役に立ちます。
スタバやセブンイレブンなどを例にすると以下の容量になります。
サイズ比較
・セブン(S)=150ml
・セブン(M)=235ml
・スタバ( ショート)=240ml
・スタバ(トール)=350ml
・スタバ(グランデ)=470ml
・スタバ(ベンティ)=590ml
それではヴァーチュオで抽出したコーヒーを画像をつけて何種類か紹介します。
エスプレッソ(ESPRESSO)
エスプレッソとはコーヒー豆に瞬間的な圧力をかけながら抽出したコーヒーです。
少量で濃厚なコクと香りを楽しんだり、ミルクを加えたカフェラテなど様々なアレンジも楽しめます。
我が家ではもう一度抽出ボタンを押して2倍に割ったりもしましたが、それでも濃厚な味わいで自分好みに調節できるのもヴァーチュオの良さだと思います。
もう少し量を増やしたいという時は抽出後45秒以内に抽出ボタンを1回押すとつぎ足しされ、もう一度ボタンを押すと止まりますよ
グランルンゴ(GRAN LUNGO)
ルンゴ(LUNGO)はイタリア語で「長い」という意味です。
エスプレッソの2倍程度の水量で抽出するので「抽出時間が長くなる」というのが名前の由来だそうです。
画像ではカフェラテ用にミルクを入れて抽出したのでコーヒーの量は通常よりも少し多めに写っています。
我が家ではこのサイズがちょうど良い量なのでよく利用しています。
マグ(MUG)
大きめのマグカップでたっぷり楽しみたい時にはこれです。
まるでビールのように豊富な泡(クレマ)が浮かびます。
量が多いので抽出時間は約1分半とちょっと長めです。
操作が簡単な時短家電
2つ目のメリットは簡単な操作でしかも時短もできる点。
水タンクに水を入れコーヒーカプセルとコーヒーカップをセットしボタンを押せば約1分から1分半(サイズによる)でコーヒーが飲めます。
セットする時間は30秒もかからないので、朝の忙しい時間にはとっても助かります
豊かなクレマと美味しいコーヒー
セントリフュージョン(遠心力抽出法)という新技術によって、カプセル内のコーヒー挽き豆全体にお湯を行き渡らせることでコーヒー豆をしっかり蒸らし、香りと味わいをしっかり引き出してくれます。
しかもコーヒーがたっぷり空気を含むそうで、ふわふわで豊かなクレマが生まれます。
どんな人でも、時間が無くても、コーヒー豆の量や水の量・お湯の温度など全てが自動なので失敗することなく、いつでもベストな状態で美味しいコーヒーを飲むことができますよ
見た目がオシャレ
ヴァーチュオ ネクストは性能が優れているだけでなく見た目も素敵です。
本体はマット調のブラックで落ち着いた感じがあり、しかもヘッドのカラーは6色から好みの色が選べるので、キッチンやリビングに置くと家電というよりもインテリアとしての存在感が溢れてきます。
私が使っているヴァーチュオ ネクスト プレミアム リッチブラウンはこちら ↓
本体のマットブラックにメタリックブラウンのロックレバー、カップサポート、ネスプレッソのロゴがピカピカと輝いた気分も上がる色あいがお気に入りです
ヴァーチュオ ネクスト レビューのまとめ
ネスプレッソのヴァーチュオ ネクストを実際に使ってレビューを書きました。
ヴァーチュオ ネクストはこんな人におすすめできます。
こんな人におすすめ
・毎日飲むコーヒーだから味にはこだわりたい
・時間のない朝でも美味しいコーヒーを飲みたい
・自分好みの風味や量で楽しみたい
・とはいえ日頃の手入れは簡単に済ませたい
ヴァーチュオ ネクストがあると「今日はどのコーヒーにしようかな」と毎日のコーヒータイムが楽しくなること間違いなしです。
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