はじめてのソーダストリーム｜炭酸水メーカー機種の違いと選びかた

こんな感じでこれから自宅で炭酸水デビューする方や機種の選びかたがわからない方へ、性能の違いや選ぶポイントを紹介します。

そんなあなたにソーダストリームを愛用している筆者がタイプ別におすすめの機種を紹介します。

炭酸水メーカーってなに？家電？

炭酸水メーカーとは水やジュース、お酒に炭酸を注入してシュワーっとした飲みものをつくる機械です。

私ははじめ家電なので電気を使うのかと思っていましたが、電動式と手動式がってむしろ手動式の方が多いくらいです。

ただし製品によって「水だけに使える」ものと「水以外にも使える」ものがあるので気をつけましょう。

炭酸水メーカーのデメリット・メリット

炭酸水メーカーの種類は作っている会社やそこで作られている機種を入れるとかなりの数があります。

すべての機種にあてはまる訳ではありませんが、よく言われる炭酸水メーカーのメリットとデメリットをまとめてみました。

①ペットボトルのゴミが出ない

売っている炭酸水は必ずペットボトルや缶などの容器に入っていて、飲み終わると分別して捨てる（資源回収に出す）ことになります。

ペットボトルを無くすことで環境や資源を守ることにもつながります。

②重たい炭酸水を運ばなくていい

炭酸水を安く買うためにコストコやスーパーで箱買いしていませんか？

重たい箱をお店から自宅へ持ち運ぶのは大変ではありませんか？

買い物に行く時間と手間が無くなる

これはネットで買うのもそうですが買い物に行く時間や人混みを避けるというメリットがあります。

④自分好みの炭酸強度に調整できる

炭酸ガスを注入する量を調整できる製品であれば、強炭酸が好きなひと、微炭酸が好きなひとなど、自分好みの炭酸を作れます。

つぎに炭酸水メーカーのデメリットについて詳しく説明します。

①初期費用が数千円～3万円ほど必要

まずは炭酸水メーカー本体とガスシリンダー、容器など一式を用意しなければなりません。

価格は下図のようにさまざまです。

商品名	ソーダストリーム	価格帯	9,900円～31,900円
ソーダストリーム公式サイトを見る
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商品名	ドリンクメイト	価格帯	10,868円～21,868円
ドリンクメイト公式サイトを見る
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商品名	aarke(アールケ)	価格帯	28,500円～33,000円
メーカー公式ショップ(楽天)を見る
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商品名	e-soda	価格帯	14,672円～16,872円
e-soda公式サイトを見る
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商品名	ソーダスパークル	価格帯	8,980円
ソーダスパークル公式サイトを見る
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商品名	ツイスパソーダ	価格帯	7,480円
ツイスパソーダ公式サイトを見る
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※aarke・e-sodaは本体みの価格です。

②おいしい水が必要

炭酸水に使うお水は必ず冷蔵庫で冷やしたものにします。冷えていないお水は美味しくありません。

さらに使うお水によって炭酸水の味は違ってきます。

もともと水道水が美味しかったり味や臭いが気にならなければ、お水のコストはほとんどかかりません。

しかし味や臭いが気になる場合はブリタなどの浄水器やミネラルウォーターを使うことも。

③ガスが無くなると何もできない

炭酸水メーカーは水などに二酸化炭素ガスを注入することでシュワーっとした炭酸飲料ができる仕組みです。

なのでガスが無くなると何の役にも立ちません。

ガスには1本で数十リットル分の炭酸水が作れるガスシリンダー式と、1本で1リットルほど炭酸水が作れる使い捨てのガスカートリッジ式がありますが、コスパがいいのはガスシリンダー式です。

カートリッジ式炭酸水メーカーのデメリット・メリット

カートリッジ式とは炭酸水を作るたびにガスカートリッジを1つずつ使い切るタイプ。

小さなガスカートリッジを専用ボトルにセットするだけなのでコンパクトでアウトドアなど持ち運びにも便利です。

使用後のカートリッジはスチール製ゴミとして廃棄できるのも助かります。

ツイスパソーダを例にするとガスカートリッジは10個セットで780円程度（送料別）

1本でお水なら950ml、ジュースやお酒なら720ml作れますが、ガスシリンダー式と比べるとコスパは悪くなります。

ガスシリンダー式炭酸水メーカーのメリット・デメリット

ガスシリンダーを本体にセットして炭酸水を作るタイプで、カートリッジ式よりもコスパが良いのが特徴。

ソーダストリームを例にするとガスシリンダー1本（60L）で1Lあたり約36円程度で炭酸水が作れます。（公式サイトの公表数値）

使い終わったガスシリンダーはゴミとして廃棄できず（法律上禁止）、必ずメーカーへ返却しなければなりませんが、使い続ける場合は新しいガスシリンダーを自宅に届ける際に使用済みガスシリンダーを回収してくれるサービスもあります。

ソーダストリームのガスシリンダーについてはこちらの記事で上手な取り扱い方法などを解説しています。

・ソーダストリーム ガスシリンダー価格比較　一番安い買い方は？

ソーダストリームを推す理由

私がソーダストリームを推す理由は、

はじめて炭酸水メーカーを買うときには初期投資が安いカートリッジタイプと迷いましたが、長く使うのであればランニングコストが安く、メーカー保証が長い方が結果的にはお得と感じ、ソーダストリームを選びました。

私が購入したのはソーダストリームジェネシスデラックスv2。

購入前に知っておきたいデメリット

ソーダストリームを2年以上愛用している中でデメリットを感じることはありません。

ただ、知らずに買ってしまうと「え、どうして？」となりそうな点があるので以下にまとめてみました。

①公式サイトの500mlボトルあたり約18円はウソ?

ソーダストリームは自分好みに炭酸の強さを調節できるのが魅力の一つであり、そのため人によっては500mlボトルあたり約18円はウソになります。

我が家では強炭酸を作ることが多いので60Lのガスシリンダー（交換用2,160円を使用）で30〜35Lの炭酸水が作れています。

つまり500mlボトルあたり約35円ほどなので公式サイトの数値の約半分の量しか作れないことになります。

②500mlボトルが無いと不便

ソーダストリームは本体だけの販売はしていないので必ずスターターキットを買うことになります。

この専用ボトルですがスピリット以外は1Lボトルしか付いていません。

0.5Lボトルはビックカメラほか正規取扱店で買うことができますが公式サイトであればスターターキット特典として付属していてお得です。

また、炭酸水は専用ボトルに入れていても時間とともに炭酸が抜けてしまいます。

なので1Lボトルで作るよりも500mlボトルで2回作った方がより新鮮な炭酸水が飲めるため、我が家で1Lボトルはほぼ使うことがありません。

③ガスシリンダーを買うのが面倒

我が家ではよく買い物に行く平和堂がソーダストリーム取扱店なので、使い終わったガスシリンダーはここで交換しています。

ネットでも交換用ガスシリンダーは1本2,160円（定価）売られていますが送料は別途かかります。

ソーダストリーム用ガスシリンダーの上手な利用方法とコスパについてはこちらの記事で詳しく解説しています。

・ソーダストリーム ガスシリンダー価格比較　一番安い買い方は？

④付属のボトルには使用期限がある

ボトルの使用期限はこんな感じで記されています。

ソーダストリームの専用ボトルの使用期限は2年です（メーカー推奨）。

年数とともに高圧ガスの注入に耐えるボトルの強度が落ちてくるので、使用期限を過ぎたボトルを使い続けることは危険です。

また、ボトルが変形した場合は廃棄し新しいボトルを使いましょう。

ソーダストリームで生活が変わった

ソーダストリームを買ってから我が家の生活はこんな感じに変わりました。

市販の炭酸水よりコスパも良いので本体代（13,200円）が1年半で回収できたのも嬉しいですが、それ以上に手間と時間とゴミの削減と環境保全、SDGｓにも貢献している！という満足感が大きいです。

それからキッチンまわりのアクセントとしてもいい感じに馴染んでいて、来客があるときはちょっとした話のネタにもなったりします。

2022年版ソーダストリーム全機種比較表

2022年3月時点で公式サイトで販売されているソーダストリームは全8種類。

機種名	公式サイト価格
Genesis v2 (ジェネシス v2)	9,900円
Genesis v3 (ジェネシス v3)	9,900円
ジェネシスデラックスv2	13,200円
Terra(テラ)	15,400円
Spirit (スピリット)	15,400円
スピリット ワンタッチ	20,900円
Source v3(ソース v3)	20,900円
Source Power(ソース パワー)	31,900円

一見同じように見えても実は電動と手動、使いやすさ、細部のこだわりなどが違っているので、下記の4つに分類して各機種の違いや特徴と解説します。

・ジェネシスとジェネシスデラックスの違い
・スピリットとスピリットワンタッチの違い
・Terra(テラ)とスピリットの違い
・ソース v3とソースパワーの違い

ジェネシスとジェネシスデラックスの違い

ソーダストリーム ジェネシスは2022年2月時点で3種類販売されています。

この3機種の違いを一覧表にまとめてみました。

機種名	ジェネシス v2	ジェネシス v3	ジェネシスデラックスv2
定価	9,900円	9,900円	13,200円
色	ホワイト	ブラック	レッド・ホワイト
ボタン素材	プラスチック		メタルメッキ加工
受け皿素材	プラスチック		メタルメッキ加工
ノズル特徴	ドライアイスが付きやすい		メタル式
付属ボトル	1Lボトル　1本
公式サイト特典	なし		マイボトル0.5L 1本

デラックスは3,300円高いですが、

・本体色にレッド（メタル系）を選べる（ホワイトもある）
・ボタンと受け皿がメタルメッキなので高級感あり
・ノズルにドライアイスがつきにくいメタル式炭酸注入ノズル搭載
・公式サイト特典で0.5Lボトルが付いてくる

以上4つの違いがあり、私はデラックスの方に価値を感じたので多少高いですがデラックスv2に決めました。

スピリットとスピリットワンタッチの違い

機種名	スピリット	スピリット ワンタッチ
定価	15,400円	20,900円
重さ	1.1kg	1.49kg
電源	不要	必要

スピリットシリーズは手動タイプと電動タイプの2種類があります。

2つの違いは上記とおりですが大きさや本体のカラーバリエーションなどは一緒です。

Terra(テラ)とスピリットの違い

機種名	スピリット	テラ
定価	15,400円
本体カラー	レッド・ホワイト・ブラック
重さ	1.1kg	1.3kg
電源	不要
炭酸強度の調整方法	ボタンを押す回数で強度を調整
ボトルの脱着方法	差し込んで押すだけ
ガスシリンダー種類	ブルーシリンダー	ピンクシリンダー
ガスシリンダー取付方式	ねじ込み式	ワンタッチ2秒
付属ボトル洗い方	食洗機不可	食洗機対応
付属ボトル	1L＋0.5Lの2本	1L
公式サイト特典	マイボトル0.5L 1本
保証期間	2年	4年（登録必要）

形がとても似ているテラとスピリット。

どちらも手動タイプで共通点も多いのですが、テラは新しいだけあって便利さがスピリットより向上しています。

何といってもガスシリンダー交換時の時間と手間がかかりません。

従来のねじ込み式ではなく、片手で瞬時にセットできる新技術「シリンダークイックコネクト」によって約2秒で取り付けが完了します。

ソース v3とソースパワーの違い

機種名	ソース v3	ソースパワー
定価	20,900円	31,900円
本体カラー	レッド・ホワイト・ブラック	ホワイト・ブラック
重さ	2.1kg	2.5kg
電源	不要	必要
炭酸強度の調整方法	ブロックを押す回数で強度を調整	ボタンを押すだけ
ボトルの脱着方法	差し込んで押すだけ
ガスシリンダー種類	ブルーシリンダー
ガスシリンダー取付方式	ねじ込み式
付属ボトル洗い方	食洗機不可
付属ボトル	1L
公式サイト特典	マイボトル0.5L 1本
保証期間	2年

見た感じどちらも電動式と勘違いしそうですが、電動式なのはソースパワーです。

ソース v3は炭酸の強度が見た目でわかるようにLEDランプが点灯しますが電源は使用しません。

プラダの香水ボトルなども手掛ける有名デザイナー"イヴ・ベアール"と共同開発したデザインにもこだわったソーダストリームの上位モデルです。

ソーダストリーム選びかたのポイント

現在ソーダストリームは8種類あります。

①電源を使うのか手動なのか？

ソーダストリームには電動式と手動式の2種類があります。

ボタンを押すのにそれほど強い力は必要ありませんが、力が足りないと炭酸が弱くなってしまいます。

>②炭酸強度の調節は自動か手動か？

先ほどの電動式と手動式にも関わるところですが下記に該当する方には自動の電動式がおすすめです。

>③ボトルははめやすいのか？

炭酸を作るときには必ずボトルを装着し、作り終われば脱着させます。

ボトルの脱着方法には「ねじ込み式」と「スナップロック式」の2種類があり、それぞれの特徴は下記のとおりです。

>④ガス抜き機能はついているのか？

炭酸水を作ったときには必ず「ガス抜き」を行います。

ガス抜き自体はまったく手間になりませんが、このガス抜きが手動の機種ではガス抜きしたときに「プシューッ」というペットボトルの炭酸水を開栓した時のような音が出ます。

この「プシューッ」という音が気になる人は自動ガス抜きの機種がおすすめです。

>⑤食洗器に対応しているのか？

今のところ炭酸水をつくるボトルが食洗機に対応しているのはテラのスターターキットに付属しているDWS（ディッシュウォッシャーセーフ）ボトルだけになります。

もちろん公式サイトや全国の正規取扱店でボトルだけ買うことも可能です。

DWSボトルは70℃までの食洗器で洗浄可能なので手入れが簡単で衛生面も向上しますが下記3点がデメリットです。

目的別｜ソーダストリームおすすめ機種

選びかたの次は目的別にソーダストリームのおすすめ機種を紹介していきます。

・失敗しない楽ちんな電動式・全自動タイプ
・電源なしでおしゃれな機種｜スピリット、ソース v3
・最低限の機能で安く買いたい｜ジェネシス
・愛用者がつぎにほしい機種｜テラ
・意外と知らない公式サイト限定パック

失敗しない楽ちんな電動式・全自動タイプ

ソースパワー	スピリットワンタッチ

いつも同じ強度で簡単・楽に炭酸をつくりたい人には電動式のソースパワー、スピリットワンタッチをおすすめします。

どちらも素敵なデザインなので好みのデザインで選べますが、ガス抜きの「プシューッ」音が気になる人は自動ガス抜きのついたソースパワーがおすすめです。

電源なしでおしゃれな機種｜スピリット、ソース v3

ソース v3	スピリット

電源はいらないけどインテリアとしてデザインにはこだわりたい！という人にはスピリットかソース v3。

ガス抜きの「プシューッ」音が気になる人は自動ガス抜きのついたソース v3がおすすめです。

最低限の機能で安く買いたい｜ジェネシス

ジェネシス デラックス v2	ジェネシス v2	ジェネシスv3

少しでも初期投資を安く済ませたいなら本体が一番安いジェネシスシリーズ。

下記の点が気にならなければ本体の出費が抑えられます。

ソーダストリームを安く買う方法は別の記事にまとめています。
・ソーダストリーム最安値はコストコとは限らない｜機種別に安く買う方法

愛用者が次にほしい機種｜テラ

私が3年ほど前にはじめて炭酸水メーカーを買ったのはソーダストリームのジェネシスデラックスv2。

手動式のエントリーモデルで最低限の機能に絞られていることもあり、はじめはボトルの脱着や炭酸の強度調整に手間取りましたが、慣れてしまえば問題なく長く愛用できる機種です。

スターターキットの価格は15,400円と手頃さもあり、しかも公式サイトで登録するとメーカー保証が4年に延長されます。

・公式サイトでTerra(テラ)を見る

意外と知らない公式サイト限定パック

ソーダストリームをはじめて買う方に購入前に一度見て欲しいのが公式サイトの限定パック。

通常のスターターキットよりもボトル等のおまけが付いていたり、限定カラーのボトルが付いていたりでお得感と特別感のある商品が用意されています。

気に入ったパックがあれば売り切れてしまったり販売期間が終了する前に即買いすることをおすすめします。

・公式サイト限定のお得なパッケージ

炭酸水メーカー人気ランキングで選ぶ

これまでにお伝えした情報だけでなく、人気ランキングも参考にしたい！という人はAmazonや楽天市場のランキングのリンクを下記に貼りましたのでチェックしてみてください。

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楽天市場ランキング

Yahoo!ランキング

ソーダストリームはどこで買うのがお得なの？　ガスシリンダーのお得な買い方が知りたい！という方は以下の記事もご参考ください。