新社会人としてデビューするとき、仕事でつかうものを一気にそろえなければならず、何かとお金がかかりますよね。
この記事では
- 必要なものは買うけれど、出費はおさえたい
- 出費はおさえても、買って失敗はしたくない
というビジネマンの方へ、とくに単価が高めの「 スーツ 」「 靴(くつ」 」「 鞄(かばん) 」について、限られた予算の中でも失敗しない選び方を解説していきます。
ビジネスアイテムの選び方
ビジネスマンが必ずつかうアイテムといっても、仕事の種類や配属になる部署によって異なります。
- 外部の人との接触が少ない=事務職やコールセンター
- 外部の人との接触が多い=営業職
私は営業職が長いので、営業職として、つまりクライアントなど外部の人との接触が多いので、わりと無難なアイテムをつかってきました。
そんなサラリーマン歴29年の私がこれまでつかってきた、そして今もつかっている、
- お気に入りで長持ちしているもの
- 割り切ってつかうべきもの
を厳選して紹介します。
あくまでも個人の使用感になりますが、今つかっているものがダメになって買い替える時も、きっと同じものを買うだろうと思えるアイテムです。
失敗から学んだ選び方のポイント
私はサラリーマン歴29年のアラフィフ世代です。
新入社員から今に至るまで、オフィスや出張、通勤などでつかうもの(会社の備品ではなく個人的につかうもの)、数えきれないくらい買っています。
若いころはDCブランド(死後かな?)のスーツや時計、くつなど、給料の大半をビジネス関連のアイテムに使いっていました。
その頃の買い物基準は「男のステータス」というキーワードで測っていて、あとは女性に「モテたい」ですかね?
そういったアイテムは当時自分の所有欲を満たしてはくれましたが、
- 雑に扱えない
- 流行が変わるとつかいずらい
というデメリットもありました。
そんな私の経験から
- お気に入りで長持ちしているもの
- 割り切って使うべきもの
今までつかってきた経験や、なぜこのアイテムを選んだのか、を解説していくので、まずは手っ取り早く、でも間違いない選択をしたいという方へ、選択肢は少なくても自信の持てるものを紹介します!
ハイブランドでいいものを何着、何足もローテーション出来るという方向けではありませんのであらかじめご了承ください。
ビジネスマンの必要最低限装備
- スーツ
- 靴(くつ)
- 鞄(かばん)
これ、若いころはかなりお金をつかいました。
でも、この中の2つは消耗品でした。1年経ったころに気づきましたね。
- スーツ・・・引っ掛けて破れたり、ラーメンの汁とか付いたり、いつかヤリます!
- くつ・・・くつ底や中敷きが傷み、汗のニオイが残ったり、運転中に引っ掛けます!
でも、かばんは逆でした。
はじめはいいビジネスバックを買って、手入れして、そこそこ長持ち(7-8年くらいかな)して、とても気に入っていました。
転勤を機に買い替えようと思いましたが、そのころは高価なものが買いにくい環境で(家族を持ち、小遣い制になったので・・・)5,000円~1万円以内の、でもそこそこ見栄えのいいものをつかうようになりました。
でも、結果的に毎年のように買い替える事になりました。
安いかばんは縫い目がほつれたり、破れたり、形がくずれたりするんです。
1年後に新しいかばんを買って、以前のものと交互に使っても劣化が早いと感じました。
各装備の間違いない選びかた
ビジネススーツ
何着も買うことが出来ればいいですが、最低限という事で考えると2着で3万円以内のものがあれば1年以上持ちます。
1年後にもう1着か2着買うとローテーション間隔も空くのでより長持ちします。
やぶれたり、シミが付いた時のショックは高価なものほど大きいです!
昨年購入したORIHICAの2着25,000円スーツは、この2着でローテーションし、すでに2年目を迎えましたが、肌触りもよく、気になる型崩れも感じません。
ネットでも購入できますが、始めて購入するときや、サイズや着心地が心配な方は店舗で試着したほうがよいと思います。
参考までにリンクを貼っておきますね。。
あと、イ〇ンやイトー〇〇堂で1万円前後のスーツを買う場合は、生地によってはテカリやすかったり、黒っぽいスーツであれば手やかばんが擦れた時の跡が残りやすいものがあるので注意してくださいね。
私はポケットに手を入れるクセがあり、ポケットが半年たたずに白っぽくなりクリーニングしてもキレイになりませんでした。
靴(くつ)
就いている職業によって選ぶポイントは異なりますが、営業マンにとって大事なポイントは2つです。
- 歩く時間が多い⇒軽い・通気がよい
- 車を運転する事がわりとある⇒ペダルでキズがついても気にならない
毎日履くものなので完全に消耗品になります。
ブランドでかっこいいくつよりも、軽くてリーズナブルなものを、始めは2足ローテーションで、半年から1年以内に3足ローテーションをオススメします。
外に出ると履きっぱなしになるので、リーズナブルでも本革で、軽くて通気のよいものを選びましょう。
HYDRO-TECH(ハイドロテック)ウルトラライトシリーズは定番的なデザインですが、始めて手に持った時の軽さは衝撃でした。
本革でこの軽さ!?しかも6,000円前後!
一度は試してほしいアイテムです。
HYDRO-TECH (ハイドロテック)ウルトラライトシリーズを2足と他ブランド1足で1年半ローテーションしていますが、まだまだいい状態を保っています!
鞄(かばん)
私は一時期1万円以下の本革や合皮、ナイロンを4年間で4つ買いました。
というか、買わざるを得なかったです。
4年間で3万円以上をカバンにつかい、わかった事は
かばんは気に入ったものを長くつかった方がよい
という事でした。
せっかくつかい慣れたものも、買い替えてしまうとペンやカードケースなど、小物の入っているポケットがどれか迷ってしまうんです。
それから、足元以上に人に近いので、ヨレたカバンはクツ以上に目にとまります。
私がかばんを選ぶときに気をつけていることは、
- まずは自分が気に入ったデザインを選らぶ(長く使うので)
- 通勤など持ち歩く時間が長ければ軽いものを選らぶ
- 雨に濡れる事もあるので本革は手入れが面倒なので避けたい
そして、たどり着いたのが吉田カバンのPORTER(ポーター)でした。
雑誌などでもよく取り上げられる定番的なナイロン素材のかばんです。
小栗旬さんが愛用していたり、映画《鍵のかかった部屋》で大野智さんが使用したり、何かとよく取り上げられるブランドですが、正直言って「買ってよかった」ですね。
私が5年前から愛用しているカバンはこれです。
PORTER 2wayブリーフケース(S) ショルダーバッグ ビジネスバッグ [STAGE/ステージ] 620-08285
3万円ほどなので、始めはちょっと高いなーと思いましたが、毎日会社へ持ち歩いていますが、全然ヘタりません。
25,000円くらいでマチが10センチのものもありましたが、13センチを選んで正解でした。
マチが13センチあると、かばんを立てて置いた時に自立するんです。
商談でかばんを床に置いた時、かばんが自立できず、机や椅子の足などに支えてもらうのはちょっとカッコ悪いと思ってしまいます。
A4サイズのノートPCは当然ですが、15インチPCと手帳、ファイルも一緒に入れられる厚みがあります。
頑張ればたくさん入る包容力に甘えて詰込み過ぎると、当然重くなります。
このタイプはショルダーストラップが付いていますが、肩あてはついていないので、通勤で30分ほど歩く方は《肩あて》を購入して付けた方が楽ですよ。
肩からすべったり、スーツが擦れる心配もあったので、私は肩あてを購入しました。
でも、はじめから肩当てがついているシリーズもあるので、自分の環境にあわせて、選ぶといいかと思います。
まとめ
かなり絞り込んでみましたが、どれも一度は試してほしいアイテムです。
自分にあったアイテムに巡り合えるといいですね。